特論では教科書の内容を超えた最新の知識と研究方法を学び、
また支援とは何かという根源的な問いに挑戦します。
地域に増えている心療内科では、うつ病、依存症、PTSD、パニック発作、人格障害等の受診が多くなっています。また、復職支援(リワークプログラム)や、EAP(従業員援助プログラム)など会社員を対象とした支援が実施されています。その領域を専門とする医師が担当します。
普段クライエントという対象を通して問いを立てる実践者は多いのですが、マクロな視点で精神保健福祉をとらえます。精神保健福祉士の仕事は国を始めとする行政施策の影響を大きく受けるものです。厚生労働省や国が示す最新の精神保健福祉の在り方とは?厚生労働省での経験のある上智大学社会福祉学科教授が担当します。
精神保健福祉士はかつてPSWと呼ばれ、主に精神病院で仕事をしていました。“病院からの社会復帰”、これが資格化された当時から今に至るミッションです。
このミッションについての苦闘の歴史を知る教員がその軌跡をなぞり、現在拡大している領域や新たな役割を示します。精神保健福祉士は過去の精神障がい者が受けてきた痛みを知ることで、精神保健福祉士になるのです。
現在、精神保健福祉士の援助活動は、どのように効果があったかを知り、エビデンスに基づいた実践を行うために、量的・質的社会調査が求められています。質的調査や事例研究などによる効果測定、サ-ビスを利用するクライエント集団への量的調査を実施し、援助活動の評価を行うことも実践の1つです。精神保健福祉の調査研究に携わる上智大学社会福祉学科教授が担当します。