1. 上智社会福祉専門学校
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卒業生の声

Voice

卒業生の声

区役所福祉職(非常勤職員)

落合 千恵子さん

 昨年4月から区役所に勤務しています。現在は、災害時要配慮者(高齢者・障害者等)のニーズ把握のための調査などに関わっています。
 私は上智社会福祉専門学校OGで、社会福祉士・児童指導員科(社児科)を卒業しました。在学中から、いつか精神保健福祉士通信課程で学びたいと思っていました。このコースは社会福祉士が精神保健福祉士の資格を併せ持つことをキャリアアップと考えて、12年前に開設されたと伺っています。上智大学の卒業生や社児科の卒業生も多く学んでいます。実際、福祉の現場で複雑なこころの問題を抱えた人たちに接する機会がありました。また、こころの問題はすべての人の課題ですから、精神保健福祉の知識は必須だと感じていました。
 久しぶりの学校でした。勉強の習慣はすっかりなくなっていて、最初は教科書を読むのも苦痛でした。でも、山本由紀先生をはじめとする講師の方々の情熱溢れる講義、そして一言一句を聞き逃すまいと真剣に学ぶクラスメートの姿に、たくさんの刺激を受けました。隔週土曜、3コマ6時間の講義は、密度の濃いものでした。ソーシャルワーカーとして、大切なことや必要なことを教えていただきました。また、レポートの講評には毎回感激しました。それを読むたびに、一つ、また一つと“やる気スイッチ”が入っていきました。
 このコースは通信課程ですが、私には通信教育という感覚がありませんでした。仕事帰りに大学の図書館に立ち寄ったり、PCルームでレポートを書くなど、自由に通学していたからです。それができたのも、学習環境が整っていることや交通の便の良さだと思います。また、隔週土曜の授業で学習意欲を持続できました。一緒に学ぶ仲間と出逢い、重要な情報交換や学習の振返りなどができたことも幸運でした。勉強は自分で孤独にするものですが、最初からずっと一人だったら、私は途中で投げ出していたかもしれません。
 「年表を作るといいですよ」「『精神保健医療福祉白書』の10年分のトピックスに目を通しておくといいですね」。先生にアドバイスされたことはほとんどすべて実行しました。授業で紹介していただいた参考資料もできるだけ読むようにするなど、精神保健福祉と精神保健福祉士の物語にどっぷりと浸った10ヶ月でした。目に映る景色が、今までとちょっと違って見える気がします。

社会福祉法人理事長

鈴木 重義さん

 3月16日金曜日、公益財団法人社会福祉振興・試験センターから精神保健福祉士国家試験結果通知書が届き、合格しました。合格した喜びよりも、「不合格でなくてよかった。」という安堵感がこみ上げてきました。なぜなら、上智社会福祉専門学校では精神保健福祉士の国家試験受験対策があまり無いため、国家試験に合格するためには上智社会福祉専門学校での学びのほかに、国家試験に合格するための試験勉強を独自にしなければならないと考え、いくつかの受験対策の為の教材を買いそろえていたにもかかわらず、結局は受験対策に特化した勉強をほとんどしないまま2月3日の試験日を迎えることになってしまったからでした。
 確かに上智社会福祉専門学校のカキリュラムには受験対策はほとんどありませんが、精神保健福祉士として社会に貢献するために必要な人間存在の本質に影響を与える非常に優れた知識を教えていただきました。しかも臨床の現場におられる先生方の実体験に裏付けられた生きた学識に触れることができました。それはすでに人間性が固まってしまっている62歳の私をして、自己の考え方の根底に変革を与える出来事でした。知識を学んだというよりは、教えてくださる先生方の実体験の一部に触れさせていただくことによって、自分自身の認識や思いや判断が変化して行く体験であり出来事でした。妻が「お父さんは精神保健福祉の勉強をしてから人が変わったわね。」と言い、32歳になる息子にも「お父さんは本当に変わってきたよ。」と言われて、自分自身の変化に気づかされました。そしてこの私自身に起こった変化が、精神保健福祉士の国家試験において、5つの選択肢の中から正しい選択肢を選び出す学力になっていたように思います。
 隔週の土曜日に行われるスクーリングでは8回の精神保健福祉演習(ゼミ)が行われましたが、その初回の演習の際に、精神科診療所で患者さんと関わる医師や精神保健福祉士の様子を記録したドキュメンタリービデオを見て、「仮に自分がビデオに登場する精神保健福祉士の立場になった場合、クライエントの話を聴けば聴くほど自分の精神的状況が不安定になりそうである。」旨の実習生所感記録を書いたところ、山本先生から「どうしてでしょう?何か鈴木さんの傷にふれましたか?」とのコメントが返ってきました。自分が健常者として「こっち側」から精神疾患などをお持ちの「そっち側」のクライエントに対して援助をしようとしており、クライエントの話を親身になって聴いているうちに自分が「そっち側」に行ってしまいそうに思えたことが、自分の精神状況が不安定になりそうに思えた理由でした。
 スクーリング以外の通信課程の学びは「Moodle」と言うウェブサイトを通じて、14通のレポートをワードファイルで作成して提出いたしましたが、毎回個別に丁寧なコメントをいただきました。特に「医療観察法」に関するレポートに対しては、作成したレポートの3倍近くの分量の講評をいただきました。新しい発見の連続でした。
 コミュニティーワーク課題の一環として参加させていただいた「こころのバリアフリー研究会」(*外部団体)では、統合失調症の母親との関係の中で自らも心の問題を持ちながら精神科の医師になられた夏苅先生の「越えられた壁と、越えられぬ壁」と言うお話を聞くことが出来ました。
 スクーリングにおいて各分野の第一人者であられる先生方が担当して下さる午前10時から午後5時までの講義は、大変興味深く充実しており、時間が短く感じられました。
 精神科臨床医をされながら研究者としても最先端の研究や統合失調症の治療薬の開発に携わっておられる糸川先生からは、高度な精神医学をわかりやすく解説していただき、また、精神疾患を持つお母さまとの邂逅の物語を聴かせていただきました。
 そして、先生方から教えていただいた精神医学や精神保健福祉学に基づいて自己を分析してみたところ、自分には潜在的な精神疾患の傾向があり、どちらかと言えば自分は「そっち側」であることに気が付きました。そして、そもそも、「こっち側」と「そっち側」とを無意識のうちに分けて「壁」を作ってしまっている自分の認識自体が最も間違っていたことに気づかせていただきました。
 現在の私の職務の一つとして、介護保険のケアマネジメントを担当させていただいている統合失調症などの障害をお持ちの方のケースについて、今までは、ケース困難として重苦しい気持ちで担当していたのですが、上智社会福祉専門学校で多くのことを教えて頂いてからは、晴れ晴れとした明るい気持ちでケアマネジメントを行うことが出来るようになりました。
 教えて下さった山本先生はじめ講師の先生方や、一緒に勉強して下さった受講生の皆様に、この場をお借りして深くお礼を申し上げます。1年間ありがとうございました。上智社会福祉専門学校で学ぶことができた特権を心から感謝いたします。
 ここまで読んでくださった皆さま、ありがとうございました。ぜひ上智社会福祉専門学校の門をくぐってください。臨床現場における確かな経験に裏付けられた叡智(Sophia)を学ぶことができます。

婦人保護施設 勤務

小林 未歩さん

 私は入学の前年度まで上智社会福祉専門学校の社会福祉士・児童指導員科に在籍していました。精神保健福祉士を目指すにあたり、改めて学校探しをしましたが、上智大学の設備を利用できる学習しやすい環境や、無理なく学習を進められる定期的なスクーリング日程などに魅力を感じ、引き続き上智社専で学ぶことを選びました。  また、精神保健福祉の中でも高い関心を持っていた依存症に関わっている先生がいらっしゃることも、入学理由の一つです。実習先には依存症の方に向けた病院や福祉施設が多数あり、貴重な経験をさせていただくことができました。

 上智社専での勉強は、知識を「覚える」よりも「考える」ことが中心だったと思います。精神保健福祉の歴史や現行制度などについて、「どうしてこのような制度ができたのか」「課題は何か」「こうした背景を踏まえて、精神保健福祉士になろうとしている私は何を感じているのか」…。一度自分の中に落とし込んで考えていくことの重要性は、卒業して現場に出た今、改めて実感しているところです。

 10か月という短期間の通信教育でも、今後の成長につながるきっかけを、たくさんいただくことができた時間だと感じています。

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