卒業生の声

精神保健福祉士 通信課程(短期)

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病院ソーシャルワーカー/篠原 あずささん

発達障害のある子どもの支援に携わる仕事をしていました。主に、身辺自立の指導や、活動を通したコミュニケーション支援です。数年前から、登校渋りになっている学童の子の担当を受け持つことになりました。今まで行っていた支援方法の関わり方ではなかなか伝わらない…そんな悩みを抱えていた矢先、発達障害の二次障害ということばを目にしました。二次障害は精神医学と関連があり、不登校や引きこもりが現れることもあると知りました。そこで、精神保健福祉の観点から、家族や環境を含めた支援を学びたいと思うようになったことが、入学へのきっかけでした。
いよいよ授業が始まる日。教室を入ると前方の席は大体埋まっており、受講生方の熱心さを感じました。改めて、身の引き締まる思いでした。授業では、映像もたくさん使われるので、記憶に残りやすく、具体的な事例が豊富な内容が盛りだくさんでした。pswの在り方についてあらゆる視点から学ぶことができ、実際の支援でどう考えるか、わかりやすく解説してくださいます。特に、「見えない障害のつらさ」のお話が今でも印象的に残っています。職場で、やる気のない人、できない人と思われ、苦しく、生きづらいと感じる。見た目ではわからない障害や病気の苦悩を考えたお話でした。書籍だけではイメージしきれない状態像の理解を、少しでも深められたのではないかと思います。山本先生を始め、講師の先生方は、臨床で長くお勤めされていた方々ばかりで、大変貴重なお話や、実践的な援助法について学ぶことができました。
全体での講義の後は、少人数グループに分かれ、ゼミ形式になります。意見を出し合い、さらに練り合い、一つの答えを出します。様々な業種の方がいますので、ヒートアップすることもあり、毎回楽しみでした。最後に先生からいただくコメントは鋭く、毎回はっとさせられ、新たな視点に気づくことができました。 勉強だけでなく、新しい仲間との出会いがありました。年齢層は幅広く、20~60代までの受講生の方々がいらっしゃいますが、色々な方とお話しする度に、気づいていない自分に気づかせてくれました。みなさんにも、そのような出会いがきっとあると思います。
資格のためと思っていましたが、現場で経験した知識を、学びとして深めることがこんなにもおもしろいとは思ってもいませんでした。
この場をお借りして、ご講義いただいた諸先生方や、一緒に勉強してくれた受講生の方々に深くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
ワーカーとして、4月から新しい一歩を踏み出すことになりました。これからは、病院で児童精神科のワーカーとして働かせていただきます。子どもを取り巻く関係機関と連携し、ご家族を含めて最善のサポートができるように、有機的なネットワーク作りに加担できたらと思っております。
ここまで読んでくださった皆さま、ありがとうございました。ぜひ臨床現場の知をここで学んでみませんか?試験勉強だけでは得られない学びや出会いが広がっています。

障害者雇用支援員/野口 美和子さん

私は、職場のジョブコーチとして、現在、精神障害の方を担当しています。職場では、法定雇用率に精神障害が加えられるようになってから、発達障害、精神障害の方が増え、今後は高次脳機能障害の方が雇用されることも予想されます。他の障害の方も二次的に精神の問題を抱えていらっしゃる方も多く、精神保健福祉の勉強がどうしても必要だと思うようになりました。
上智社会福祉専門学校を選んだのは、自宅から通いやすいこと、仕事との両立に配慮された授業日程が組まれていること、図書館を初め大学の施設を幅広く利用できること、対面授業が多く勉強の意欲が湧くし交友関係も広がると思ったからです。卒業して振り返ると、自分のイメージした通りの学生生活が送れてとても幸せだったと思っています。教科書だけでは得られない貴重なお話を伺え、お花見お茶会飲み会休み時間の会話のどれも楽しく密度の濃い時間でした。大学の図書館やコンピュータ・ルーム、学生食堂、書籍や文具の購入と大学の施設もフルに使わせていただきました。
実習は、自分の職業人としてのアイデンティティについて考えさせられたり、「寄り添う」というのはどういうことなのかについて真剣に悩んだり、それまでの自分から一気に脱皮させられたかのような衝撃の連続で、本当に内容の濃いものでした。厳しく的確に導いて下さった山本先生、実習先の方々、そして、慣れない実習生を気遣って、さり気なくおしゃべりの輪に誘って下さったり、参考になればと自分のことを深く語って下さった利用者や患者さん方に心から感謝しています。併せて「学んできたことを職場で活かして貰えれば」と快く実習に送り出して下さった職場の方々にも御礼申し上げます。
私は、精神障害者を受け入れた経験のない職場に支援員として配属され、仕事の切り出しや職場環境の整備、就労支援機関や職場との話し合いなどを行ってきました。そして自分では、職場で働く精神障害者を支えるために孤軍奮闘してきたつもりでいました。しかし、実習や講義を通して、実は、逆に自分の方こそ職場で担当している障害者の方々はじめ多くの方々に支えられているのだということに気づかされました。その時に抱いた周囲の方々への感謝の気持ちや自分の独りよがりな思い上がりを恥じ入る気持ちが今の自分の背骨となり、1年間学んだ知識や友情とともに私の大切な財産になっていると思っています。 1年間、どうも有難うございました。

地域包括支援センター勤務/畔上 佳成さん

第28回社会福祉士国家試験受験後間もなく、合否の結果もまだわからないうちから次なる目標である精神保健福祉士の取得に向けて動き始めていました。学校選びとして考えたことは、これまでの障害者支援の実践では得るに至らなかった精神保健福祉の学識を身につけ今後の実践に生かすこと。より確かな知識と幅広い見識をもって職場(地域包括支援センター)でのソーシャルワーク、そして当時関わり始めたリーガルソーシャルワークの実践に生かすことでした。
幸い社会福祉士の取得と本学への入学が叶い、いざスクーリングが始まってみるとこれまで触れることのなかった精神保健福祉という新たな視点での勉びに新鮮さを覚え、期待に胸膨らむ思いを抱いていました。そんな期待を超えてどの先生方も教科書からの講義にとどまらずそれぞれ独自の取り組みや実践など時間をかけて分かりやすく丁寧に教えてくだいました。山本先生の実践体験談をはじめ糸川先生の統合失調症に関する研究報告、大塚先生の講義における計画相談の支援目標の話、そして演習のクラスでは生徒たちとのグループワークを通じた交流…どのクラスも興味深く実践に活かせるような充実した内容でした。
短期とはいえ仕事と学問の両立はやはり相当の負担がかかるもの。転職して間もない不慣れな勤務に加えてレポート課題、そして受任中の更生支援も重なった時は不安を抱える時期もありました。それでも先生方や共に学ぶ仲間たちから助言や励ましによって助けられ、無事に卒業までこぎつけられたことをみなさまへ感謝するとともに、これらの貴重な学びの機会をこれからも深く覚えていくことでしょう。
第19回精神保健福祉士国家試験に無事合格し、卒業を迎えたこの時から上智社会福祉専門学校で学んだ一人として今後は自信と誇りをもって、自分の関わるフィールドで実践に臨んでいきたいと思います。
これから入学されるみなさまが本学でしか経験できない充実した学びを体験されますようお祈りしています。

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